GROUP INTERVIEW #1
グループインタビュー①
多様性のある環境だから、一人ひとりが唯一無二の存在になれる
[秀山斌/本田哲朗]
[秀山斌/本田哲朗]
2015年入社。クロスボーダービジネス部。インフラ/クラウドのセールス(営業)。業務用食品の卸売、リクルート系列企業での営業を経て、ほぼ知識ゼロからのクラウドの営業に。商材を問わない営業のエキスパート。
2017年入社。コンサルティング事業部。コンサルタント。三菱電機、人事系コンサルティング会社を経て、友人と中国で起業。美容院向けのCRMを提供する会社を3年ほど経営。異文化コミュニケーションが大好き。
—— お二人がそれぞれクララオンラインに入社することになった決め手を教えてください。
本田
次に転職する会社では、汎用性が高いIT分野の知識を得たいなと思っていたときに、エージェントからクララを紹介されたんです。
前職はWebメディアの営業職でしたが、IT・クラウド周りはまったく明るくありませんでした。ただ、入社前までは、「Webメディアのことがわかってるんだから、ITもいけるでしょ」と謎の勘違いをしていまして(笑)、最初は想像していた以上に大変でした。
秀山
私は、中国で会社を共同経営していたとき、国内のIT事情や手続きなどを調べていると、クララの記事がよく出てきていたので、会社の存在自体は知っていました。
その後経営から抜けて転職活動をしているとき、エージェントから紹介された数社のなかにクララがあったんです。もともと知っている会社でしたから興味がわいたのを覚えています。事業を通じて国境を感じない世界を作っていきたいという自分の考えと、社長が掲げるCross-Borderの考え方や会社のポリシーに共感して入社を決めました。
—— 実際に入社してみて、会社や部署の雰囲気はどんなふうに映りましたか。
本田
良くも悪くも自由です。良く言えば、自分が好きなように工夫して仕事を最適化していける。悪く言えば、自分の頭で考えられなければ、仕事を進めづらいのではないかと思います。
私自身最初はサーバーのことも知らないド素人でしたが、入社後すぐに猛勉強を始めて、知識を自分のものにすることから始めました。集中して知識を習得できたのは良い経験になったと思っています。
—— 仕事は降ってくるわけではなく、自分で作り出す、という感じでしょうか。
本田
そうですね。もちろん部署としての目標がありますし、あらかじめやるべきことが全く何もないわけではないのですが、個人個人でカスタマイズできる“余白”みたいなものは、他の会社と比べて多いかもしれません。
私が入社したときは、「◯◯をして」みたいな具体的な指示は特にされませんでした。だから、とりあえずテレアポをしてみようとか、そのためにリストを作ってみようとか、自分なりに考えて動いてみて、仕事を作っていきました。自由さを活かして、自発的に動ける人にとっては、かなり面白い環境なのかなと。
秀山
自由な雰囲気、というのに同感です。チームメンバーだけじゃなく、社長ともフラットな関係なんですよね。トップに向かって言いたいことを直接言える環境があるのはすごく嬉しいことです。
もちろん私も言うだけではなく、結果にコミットしてフルレバレッジで動いています。言うからには行動を持って責任を取らなければなりませんし、結果も伴わなければなりません。だからこそ、社長も本気になって聞いてくれるし、チャレンジさせてくれるのだと考えています。
—— トップとの距離が近いのはありがたいですね。やりたいことにも挑戦しやすい社風なんですか?
秀山
論理的におかしなところがなければ、基本的には手を上げるとチャレンジする機会をもらえます。特に私が所属するコンサルティング事業部(以下、コンサル部)は、一人ひとりが個人としてやりたいことを持った上で、会社が目指すゴールに皆で向かっていく、という印象があります。
個々人が主体性を持って動くことで価値が最大化されるような組織が理想ですね。
—— おふたりは業務で直接絡むことはありますか。
本田
仕事として個々で絡む機会はそんなにないですよね。個人的に仲はいいですけど(笑)。
ただ部署間での連携は結構あるかな。私はITソリューション営業で企業のインフラ基盤を支えるサービスを提供し、彼は中国進出のためのビジネスコンサルティングを提供しています。ITソリューションのサービスの中で、日本と中国のネットワークを改善させるサービスがあるのですが、コンサルティングでそういったサービスが必要になったり、逆にIT側で中国進出のためのビジネス的なコンサルが必要だと判断した時には、部署間でよくやり取りしてます。
秀山
彼の言う通り、私の所属するコンサル部と、彼の所属するクロスボーダービジネス部(以下、CB部)はビジネス的に距離が近い部門同士なので、部門で連携することは多い方です。お客さまのところへ一緒に行くこともあります。
自分の担当案件でCB部の協力が必要かもしれない、と思ったらCB部へ直接話をしにいっています。正直、あまり部署の違いを意識してないですね(笑)。
本田
確かに、今はオフィスが別なのですが、部署間コミュニケーションにおいて壁を感じたことは全くないですね。そもそも、いろいろな国籍の人、得意分野を持った人が集まった、Diversityが進んだ会社なので、「この人の力を借りたい! よし、頼ろう!」みたいな機会が日常的に多くあるんです。
そういう意味でフラットな(縦割りではない)のも、クララの特徴だと思います。顔を合わせて話すことが大半ですしね。
秀山
お互いのCutting Edge、言い換えると専門性や強みを活かし合う風土がありますよね。
持っている強みが違うので、いい意味でお互いに頼りにしているし、必要に応じてシームレスに連携できる。それぞれの分野ではお互いにプロフェッショナルなので、協力しあうことに障壁がない。
本田
もちろん、バックグラウンドが違うぶん、業務を一緒に進めていくなかで、ギャップを感じる瞬間がないわけではないです。でも、みんなが違ってあたりまえ、という前提をみんなが持っているので、逆に理解し合えるというか、仕事の上でもお願いしやすい状態が整っているんですよね。
仕事の上でも率直にコミュニケーションを取ろうとする人が多い気がします。
—— 本音でコミュニケーションしやすい環境なのですね。
秀山
はい、いい意味で空気を読む必要がないんです。国も文化もキャリアも価値観もみんな違って、みんないい感じに尖ってるんだから、「何も言わずとも察してほしい」と期待しても無理(笑)。
だから何か言いたいこと、困ったことがあれば自ら発信する――私のいるコンサル部は全員こういうスタンスです。
—— 今後、どういう人と一緒に働きたいなと思いますか。
秀山
変化を楽しめる人ですね。
本田
ここにいると変化多いからね(笑)。
秀山
お客さまの業界・業種は多岐に渡ります。時間の流れ方も各社さまざまで、私たちコンサル部はとくに、それに合わせていく必要もあります。たとえば、「自分の一番いいペースはこれ!」と思っていても、お客さまとはペースが違うこともあります。そういうときに楽しみながら、自身を柔軟に変化させていける人はクララにぴったりだと思います。
本田
私たちが扱っているITインフラはスピードが速い業界です。次にやってくる変化を察知し、いち早く対応していくのを楽しめる人には、とてもワクワクする仕事ではないでしょうか。とはいえ、変化するのは好きで、それ自体を楽しめるほうだけど、ついていけるかな……と不安な人もいると思います。
秀山
コンサル部は先輩が教えてくれますよ。ただ、「仕事を通じて人は成長する」という考え方が浸透しているので、まずやってみよう、と任せてくれるんです。その上で「もしわからなかったら手を上げて」と。極端な言い方かもしれませんが、仕事がある意味で“研修”みたいなもの。失敗しても怒られません。経験したことこそが、自分の成長につながるわけですから。
本田
ITの知識を増やす研修制度はありませんが、社員が自主的に開催する社内勉強会などはあります。私もときどき開催しています。たとえば、社歴が浅い人と話していて、「彼(彼女)は、この分野の理解が深くなさそうだな」と感じることがあったら、そこをきっちり押さえてほしいので、特に誰からも頼まれてもいないけど、資料を作って勉強会を開くんです。相手にとって、ひいてはクララという会社にとって必要だなと思ったタイミングで開催(笑)。そんなふうに、クララをもっと強く、良い組織にしていくために何かやろう、という人は多いです。だから安心して仲間に加わってほしいですね。
MID-CAREER
中途採用の募集要項についてご紹介します。